丘の上に立つと、海が良く見える。そんな土地をこれまでも数多く紹介してきましたが、ここは何か雰囲気が違う。それも良い意味で。
そもそもの地形はもちろんの事、ミカン畑が広がる緑の斜面、住宅の密度の薄さなど、私たちが普段見ている海の景色よりも、もう少し自然寄り。はっきり言って何もない。それこそがいいと感じる場所でした。
専用住宅が建てられないという条件が付させた土地なのに、ここまできれいに海を見せてもらったら、今まで秘めていたやりたかった事への後押しをしてくれている気がします。
そんな立地は、鎌倉方面からずっと海沿いを西へひた走り、神奈川県の一番南西に位置する真鶴町の少しだけ手前。海沿いの道から一本裏に入り、最寄りの東海道線「根府川」駅を通り過ぎて、有名なベーカリーの少し手前あたりに本物件はあります。
土地は2つありまして、このサイト上ではA区画とB区画として表記しています。基本的に別々の不動産物件の様な表記ですが、同時に購入を検討していただく必要があり、比較的平坦で使いやすそうなB区画に対し、斜面地であるA区画の利用方法には、工夫と建築コストが多少必要かと思います。
海の見えるレストランや宿泊などの利用が良さそうです。もしも用途が宿泊なら、B区画に小さな小屋を作ってそこを受付棟にして自らもその景色に浸る。せんだんの木に寄り添う様に建物を配置して、海と空を眺める。A区画に宿泊棟をなんて、実にスローな時間の流れる場にしたいと想像しました。
物件は、道路からの高低差があるところが多いので、車の動線は悩みどころ。それに加えて最寄りのバス停は、土日は運航していないとの事で送迎が必要か、はたまた駅にレンタルサイクルの設置をお願いするか。いっその事ゆっくりした時間を壊されないよう、土日は営業しないようにするか。妄想は止まりません。
大きな道路からのアクセスは、現状、歩道やガードレールがあるので、ダイレクトにA区画に入ることはかなりハードルが高そう。それならば、既に海沿いの道路からは、一本中に入っているので、フラッと寄ってもらうよりもここを目指して来てもらう様に考えたら、もう道路から入りやすくなんて事は気にしなくてもいいのかもしれません。
その他、この江之浦は「江之浦測候所」やおいしい魚屋などがあるエリア。意外といったことがあるという方は多いのではないでしょうか。
まずはドライブがてら天気のいい日にGO WESTしませんか。
※専用住宅は建築できません(お問い合わせの際にご利用用途をお知らせください)。 ※調整区域の為、建築には知事等の許可が必要です。 ※セットバックがあります。 ※高低差があるので造成費用が通常よりもかかる場合があります。 ※遠方の為通常のご案内方法とは異なりますのでご了承ください。 |