住宅 | ||||||||||||||||||||
湖畔に沿う古民家リノベ |
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<価格変更しました> 文句なしの湖畔沿いに位置する古民家リノベーション物件です。目の前に広がる湖は東京のオアシス奥多摩湖。この古民家から眺める湖畔はとても穏やかで、楽器を演奏する前からなにか体に流れ込んでくる波調のようなものを感じる空間になっていました。 よくぞこの位置に、そしてよくぞここまで湖畔に対してワイドなプランの古民家が建っていたなという奇跡のように感じる空間は、現在のオーナーが取得されてから、奥多摩での暮らしを大切にしている建築家と共に計画され、見事なリノベーションが完成しました。 都内の喧騒から離れ、音楽を楽しむことや猟をしながら自然に溶け込む暮らしをめざしてリノベーションが行われたこの空間。1階部分は大きな土間空間にグランドピアノやアップライトピアノがあります。土間をつくったおかげで床面が既存の1階の床よりも下がるため、湖畔への目線に道路などが入ってこないため、一層きれいに見えるのです。 ソファに座って湖畔を感じながら、ストーブの中で燃える火の揺らぎがピアノにも映り込み、なんとも幻想的な空間の中、音楽に浸ることができるのです。この贅沢は何にも変え難いものがあるように思います。 見た目の美しさだけではなく、こうした土間や大きな吹き抜けなどがある大空間の場合に注意が必要なのは温度環境です。この建物は「そらどま」という換気システムが導入されており、環境に配慮されながら、建物が呼吸するように断熱や遮熱、調湿が実現できています。 具体的には冬は屋根の輻射熱や暖炉の熱を、夏は土間の冷たい空気を上手に使って熱源を有効活用するシステムなんだそうで、詳しくは「そらどま」で調べてもらえればと思います。 こうした設備面や構造補強にしっかりと予算をかけているリノベーション物件であるからこそ、快適に暮らせるのだと思います。 そこにも一役買っているのは道路側の大きな木製サッシ。湖畔の眺望を楽しむためにも、断熱や遮音の観点からもこのサッシが活躍してくれています。しかも開閉は驚くほどに軽くスムーズに動きます。 ダイニングやキッチンも玄関ホールやリビングと連続するような配置で楽しむことができます。ダイニングや先述のリビングにある家具も今回のリノベーションに合わせて製作されています。こうした家具と建具や手すりなどが一体的に設計されていると、古民家リノベーションは映えるんだよな。っていつも思います。今回も細かな仕上げは見事で細部にまで設計者の思いが込められています。 1階浴室やトイレなどはまだまだ現役で使えるものなので既存利用としています。暮らしていく中で、浴室はもしかすると、檜などを使った浴室に改修することも考えてもいいかもしれませんね。 2階は和室がひとつと広間、そして納戸という構成です。敷地には高低差があるので、2階にも玄関があります。寝室として使いたい和室は窓をあければ湖畔と山!この迫力にも感動しますが、何気なく主張しすぎない欄干や庇の出の納まりなどが品の良い空間に仕上げてくれています。 広間はどんとドラムセットが鎮座していますが、それでも十分なゆとりのある空間で、1階の吹き抜けからはストーブの煙突が通っているため、冬でも快適そう。この吹き抜けの周辺にワークスペースにも使えるような空間が作られています。 この他、外まわりでは2階建の倉庫があります。庭仕事などに使えますし、バイクや車を入れられるように改装するのもアリかもしれません。 見どころ満載な物件ですので、ちょっとピンと来たかには、一度現地を体験していただきたいです。オーナーは家族のご事情もあり名残惜しくも手放すことを決めたのですが、これまでの間に築いてきた近隣の方々をお繋ぎいただくことはできそうです。 願わくばですが、特に猟に興味のある方には是非、引き継ぎたい地元とのネットワークの火種を受け取っていただければと思っています。この他、奥多摩町は移住の補助金などの支援もあるようなので、東京の山エリアへの移住をお考えの方にもご検討いただきたい物件です。 そして、奥多摩湖の湖底からくみ出している温泉「鶴の湯温泉」が、1km圏内にあり、契約することで定期的にに温泉水を配送してもらえるサービスもあるそうです。 |
リビング|土間の床面が下にあるため、目線がきれいに湖畔に向けられる |
建物外観|きれいな板張りの経年変化が楽しみ |
ダイニング|このように家具までデザインされていると空間が整う |
リビングの湖畔の眺め|奥多摩の山の緑が湖畔に映り込み、シンメトリーになった瞬間 |
>>大きな地図で見る  |
価格 | 4,950万円 | 建物面積 | 130.30㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 東京都西多摩郡奥多摩町原 | ||
交通 | 圏央道「あきる野IC」 37㎞(車約60分) JR青梅線「奥多摩」駅 バス18分 「熱海」バス停 徒歩3分 |
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建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1956年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 739.88㎡ | 都市計画 | 都市計画区域外 |
用途地域 | 建蔽率/容積率 | ||
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/公共下水/個別プロパンガス/ストーブ(デンマークHWAM社製) | ||
備考 | 地目:宅地/現況:居住中/引渡時期:相談/付属建物あり(種類:物置/構造:木造2階建/面積:26.48㎡)/秩父多摩甲斐国立公園特別地域内/土砂災害特別警戒区域/2023年5月大規模リノベーション工事済(基礎及び柱の構造強化(コンクリート)/そらどまシステム設置/家具、暖炉、パネルヒーター、ガス給湯器、食洗機など新品設置)/バイク置場あり/駐車場あり | ||
情報修正日時 | 2024年4月7日 | 情報更新予定日 | 2024年5月11日 |