土地・その他 | ||||||||||||||||||||
緑の谷 |
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【価格を変更しました】 紫陽花の咲きほこる小路を抜けていくと、ぽっかりと開けた緑の谷にたどり着きました。 江ノ電の稲村ヶ崎駅から徒歩7分。このあたりは、緑の山が迫る谷あいに細い通路がはしり、住宅が寄り添うように立ち並んでいます。過去の航空写真を見ると、昭和前期頃から家々の姿が見え、昔から人々が住んできたことが分かります。 小路の先をぐいっと登っていくと、谷の突き当たりは高台の平地。三方を擁壁と崖に囲まれ、東側が抜けています。15メートル以上はあろう斜面には木々が生い茂り、ジャングルみたいな生命力を感じます。ちなみにこの道、すれ違いは無理ですが、車種によりますが、普通車1台なら通れるほどの幅。 この場所に立つと、周りの緑が音を吸収しているかのような静けさ。鳥たちの声が響き渡っていました。近所の方によると、風雨が強い日も、山に囲まれているからか、ここは割と静かなのだそう。 こんな場所に居を構えられたら、さぞかし素敵だろうと思うのですが、自然が近いということはすなわち、建築するには難易度の高い場所でもあるのです。崖の高さと角度により、北側と南側の一部が「土砂災害特別警戒区域」、通称レッドゾーンに指定されています。 ざっくり単純化して言ってしまうと、レッドゾーン内に居室(人が長い時間を過ごす部屋)のある建物を作る場合、崖側をコンクリート造とし、窓等を設けられません。建物をどの位置に、どの角度で配置するかがネックになってきそうです。 RCでぐるっとドーナツ状に壁を作り、中庭に開いてみる。こだわりのサウナや風呂(これらは居室ではないのでセーフ)を建てて、テントやキャンピングカーで暮らす。隣地の許可が取れれば、擁壁をスクリーンにして屋外上映会とかどうだろう。用途をここに当てはめるのではなく、ここでできることを考える方が、柔らかい発想ができそうです。 今のところ、これらはただの妄想にすぎず、実現の可能性は未知数です。ひらめきを現実にするには、周辺環境と法律を読み解き、粘り強い行政協議や調査が必要になると考えられます。ですが、それを乗り越えたところに見たことのないものが出来上がるような気がするのです。 私たちが取り扱っている地域は、谷戸が迫っている地形が多く、同様の悩みを抱えている土地がたくさんあります。そこに一筋の光を灯すようなきらりと光るアイディアを、現地で一緒に考えましょう。 ※敷地の約2/3が土砂災害特別警戒区域に含まれます。当区域内に居住用建物を計画する場合は、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律」に基づく対策を行う必要があります。 ※北、南、西側斜面が鎌倉市建築基準法条例第5条に該当する可能性があります。 ※敷地に至る道は法第42条2項道路です。車種によってはスムーズに進入できない可能性があります。 |
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南側|一部擁壁と、その向こうは緑地です。(2021年夏撮影) |
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東側|敷地が高台なので、隣地の家の1階屋根レベルがこちらの1階レベルくらいです。(2021年夏撮影) |
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西側|約17mの擁壁が立ち上がっています(本敷地には含まれません)。許可さえ取れれば、ここをスクリーンとして使えたりするかも?(2021年夏撮影) |
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前面道路|幅約1.9m、車1台が通れます。紫陽花が咲き乱れています。(2021年夏撮影) |
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価格 | 5,980万円 | 専有面積 | 358.54㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 鎌倉市稲村ガ崎四丁目 | ||
交通 | 江ノ島電鉄線「稲村ヶ崎」駅 徒歩7分 | ||
建物構造 | 所在階 | ||
築年 | 土地権利 | 所有権 | |
土地面積 | 358.54㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
その他費用 | 取引態様 | 売主 | |
設備 | 公営水道/公共下水/プロパンガス | ||
備考 | 地目:宅地/引渡時期:相談/第1種高度地区/第2種風致地区/景観法(谷戸の住宅地)/宅地造成等規制法区域/土砂災害特別警戒区域/土砂災害警戒区域/埋蔵文化財包蔵地/給水:敷地より約30m私設管(30㎜)、引込管20㎜/接道:法第42条2号道路、幅員約1.9m、接道長さ約6.0m/セットバック:有(約7平米) /庭付き/バイク置場あり/駐車場あり | ||
情報修正日時 | 2024年10月25日 | 情報更新予定日 | 2025年1月31日 |