住宅 | ||||||||||||||||||||||
静かなる主張 |
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
2階のリビングをぼんやり眺めていると「僕を見て!」という部材たちの声なき声が聞こえてくる気がしました。「そこにある」というより「そこにいる」という表現がしっくりくるかもしれません。 冒頭から少しおかしな話になってしまいましたが、そう感じてしまうくらい、柱から壁材から天井までが様々な部材でつくられていて、それぞれが個性を主張しつつも、散らかっている感じではなく、なんとなく全体がまとまっている印象を受けるのが不思議です。 気になるところはたくさんあるのですが、まず目に飛び込んでくるのがリビング中央に建つダークブラウンの柱。少しマニアックな話になりますが、柱の表面の凹凸や基部、天井部分のシンプルな装飾を見るとローマ建築で見られるトスカナ式のオーダーをイメージしているのかもしれません。 キッチンもなかなかユニークです。片側の壁は、おそらく石を模したモルタル造形の壁だと思いますが、ゴツゴツとした岩肌も再現されていて異様な存在感を放っています。個人的には、カウンターの向かいに貼られた色ムラのあるグリーンタイルが好きです。 上を見上げれば吹き抜けの空間に化粧垂木、その間には交互に編まれた網代天井。手すりは木材をを丸く加工して荒く削ったような仕上げにしていたり、壁の一部や造作の収納はあえて異なる色の無垢材を組み合わせていたりと、ノーマルな要素が一つもないくらい賑やかです。 もう一つ面白いなと思ったのは、リビングの反対側にあるスキップフロアのような空間。完全には仕切られておらず、小屋裏のように天井が低いわけでもないので、子供部屋としてちょうどいいかもしれません。キッチンとの間には開閉できる窓があり、「ご飯できたよ〜」も窓を開ければすぐ伝えられますね。 この家に慣れてしまうとシンプルな内装には戻れないかもしれません。 |
リビング|家というよりカフェに思えてきます |
キッチン|色ムラのあるグリーンタイルが目を引きます |
ウッドテラス|柵が高いので周囲の視線も気になりません |
外観|これだけ見ると何の変哲もない家ですが |
>>大きな地図で見る  |
賃料 | 21万円 | 専有面積 | 76.53㎡ |
敷金 | 2ヶ月 | 礼金 | 2ヶ月 |
償却 | なし | 管理費 | なし |
所在地 | 藤沢市本鵠沼一丁目 | ||
交通 | JR東海道線「藤沢」駅 徒歩11分 | ||
建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 2011年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | 公営水道/公共下水/都市ガス | ||
備考 | ペット不可/駐車場有/保証会社加入必須/保証会社初回保証料:賃料等の50%/保証会社更新料:年額10,000円/普通借家契約(期間:2年/更新料:新賃料1か月)/仲介手数料:成約賃料1か月+税/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2024年3月31日 | 情報更新予定日 | 2024年5月14日 |