価格：

2,800万円 (税込)

面積：

75.29㎡

部屋の窓から見えるのは畑と風車と海。どこまでものんびりとした眺望です。田舎に移住するなら戸建が良いという方も、「ここならマンションという選択肢もありかもしれないぞ」と思いなおすかもしれません。

三浦半島の南部は西側に三浦市の住宅街、東側にはなだらかな田畑エリアが広がっています。高い建物や山がほとんどないので、少し上れば海を挟んだ向こう側に東は房総半島、西は丹沢山地や天気が良ければ富士山まで望むことができます。マンションが建つのは住宅街と田畑のちょうど境目辺り。これが実に絶妙なポジションなんです。

募集区画は南東側に面した6階角部屋。リビングからは冒頭に描いた眺望。ピクチャーウインドと片引き窓、バルコニーへ出入りできる掃き出し窓が横並びになって、この眺望を映画のスクリーンのように引き立ててくれています。

三浦野菜の育つ畑は、緑と茶色とビニールの白がパッチワークのように折り重なり、奥にはのんびりとそして力強く羽を回している2機の風車。海には遠い旅路から帰ってきた、あるいはこれから旅立っていく大型のコンテナ船が行き交っている姿も。ここからなら双眼鏡を使えば手旗信号に気づいてもらえるかもしれないと考えてみたり。

富士山は部屋の反対側だし視界いっぱいのオーシャンビューでもありませんが、収穫の時期に合わせて変化していく眺望は、普段使いの衣服のように365日住む人に優しく寄り添ってくれるはず。「そろそろ三浦ダイコンの収穫の時期だね」とか「今年の三浦すいかも甘いらしいよ」といった感じで、野菜トークから家族のコミュニケーションも深まっていくでしょう。

住宅街の境目ということもあり、徒歩15分圏内に生鮮食品も扱っているドラッグストアのクリエイトやコンビニ、市民病院、パン屋や居酒屋、まぐろの直売所、三浦野菜の直売所などなど車が無くても生活に不便を感じることはなさそうです。

室内は2024年4月に改修が終わり、オークの挽き板フローリングや塗り壁風のクロスで気持ちのいい空間に。約20帖のLDKはキッチンの天井をルーバーで覆ったりクロスの色を変えて、空間を緩くゾーニングしています。角部屋ということもあり二面採光はもちろん、縦横縦と三面使いができるバルコニーも魅力的。

のんびりした飾らないマンション、ありなんじゃないでしょうか。