価格：

5,100万円 (税込)

面積：

64.79㎡

広々としたルーフバルコニーに敷かれた赤茶色のウッドデッキ。視線の先には金田湾と房総半島。外に張り出した空間でぼーっと海を眺める時間は、浜辺に建つ海の家で過ごしているような感覚です。

鎌倉R不動産のサイトでは海のそばを走る国道134号線沿いの物件を「一列目」というアイコンで紹介しています。その多くが茅ヶ崎〜鎌倉〜葉山近辺の相模湾沿いなのに対して、今回は三浦半島の東側に位置していて房総半島を望めるという、なかなか珍しい場所に位置した物件なんです。

前を走る国道134号線と海の間には住宅が建ち並んでいるため、残念ながらこの物件は「一列目」というカテゴリには入りませんが、募集区画からであれば、この海との距離感はむしろ良いアクセントになって眺望を引き立ててくれている気がします。

募集区画は8階建てマンションの7階。全56部屋の中で2区画しかない約57平米のルーフバルコニー付き区画です。57平米といえばゆとりのある1LDKくらいの広さでしょうか。これだけの広さがあると嬉しいけど、あまり使い道がないから隅っこに植物を置いて終わり。みたいな部屋をたまに見かけますが、半分以上の面積にウッドデッキが設置されていると、何かやってみようかなという気持ちになりませんか。

例えばガーデンソファとテーブルを置いてアウトドアリビングに。日中は海を眺めながら家族や友人たちとのんびりした時間を過ごし、夜は海岸線の夜景を見ながらオリジナルカクテルを愉しむ。日中の陽射しが気になる方は、ネジ等での固定が不要なシェードもあるので活用してみてもいいですね。

室内は2024年4月に改修が終わり、オークの挽き板フローリングや一部の壁に木材が使用され、全体的に海の匂いを感じる気持ちのいいテイストに。L字型の窓際には4人くらいまでなら並んで食事できそうな木のカウンター。ボコっと凹んだバルコニーにはウッドパネルが敷き詰められ、ここはここで居心地のいい空間かと。家族で住むならそれぞれ好みの定位置が分かれそうです。

「普段着をまとって」で紹介したマンションと同様に、この物件も市街地と田畑の境目に位置していることもあって、徒歩10分圏内にコンビニやスーパー、農園の直売所、地物を使った海鮮料理屋が点在し、車が無くても三浦の魅力を享受できるはず。

この立地と眺望、そして巨大なルーフバルコニー付きという、なんともレアカードな物件でした。