sale   住宅

まごころを住み継ぐ

 
価格:
6,880万円
面積:
71.20㎡(建物)
418.39㎡(敷地)
所在地: 鎌倉市長谷五丁目
交通: JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉」駅 徒歩18分/江ノ島電鉄線「長谷」駅 徒歩14分
管理費 なし
修繕積立金: なし

【価格変更しました】


長谷大谷戸の交差点から南へ入った住宅街の中。この時期は夏の終わりということもあり、少し高く見える青空と山の緑のコントラストが美しく、また聞こえてくるセミの声、鳥の鳴き声も鎌倉らしい風情を感じさせます。そんなエリアの中で、コンパクトな2階建ての住宅を見つけました。


建物は平屋にちょこんと2階を付け加えたようなかわいらしいフォルムをしています。昭和50年築ということで、現在のオーナーが取得した際には建物はボロボロの状態だったそう。そこから、親御さんのために平成30年にバリアフリー住宅へのフルリフォームを行って現在に至ります。


いわゆる古民家のリフォームですが、バリアフリー住宅というのは若い世代の方にとっては、まだ響かないのかもしれないのですね。ただ、私が現地で思ったことは古い民家によくあるちょっとした段差や、やけに高低差がある玄関などがなく、天井や梁が低くくて気になるということもなくて、とても暮らしやすそうだなということです。


古い民家には、こういうストレスがつきものだと思っていたので、そこをすでに解消してくれているのはありがたく、親御さん想いのオーナーの真心を感じました。またバリアフリーだからこそお風呂場が広かったり、お手洗いも広々としていたりと水まわりについては、これ以上手を加える必要がないなと思えました。


ただし、現状の間取りはずいぶん細切れで、もう少しLDKとして広く使えるスペースがあるとより嬉しいなというところでしょうか。リフォーム前の間取りでは、廊下とDKの間に壁はなかったそうです。柱は残ると思いますが、いまある壁を取り除くだけでも、視覚的には広く、また明るいLDKにできると思うのでその工事だけやってみては。その他、いらない手すりを取る工事はDIYでもできると思うので、そこまで大きな工事をせずに住み始めることができるでしょう。


2階部分は物置となっていて、ハシゴを出して上ります。2階からの眺望もいいので、居室として活用したくもなりますが、そこは予算との相談でしょうか。


庭や裏庭部分のことも少し触れておきます。庭は南側に広めにとれていて、四季折々の花が咲くとのこと。桜の木や紫陽花もあるそうです。取材の日は庭師の方が剪定に来てくれていましたので、内見時にはスッキリした状態でご覧いただけると思います。裏庭は階段を数段上がって行く小さなスペースです。現在は倉庫があり、その隣が畑スペースなのだそうです。倉庫を壊して、全体を家庭菜園スペースにしてもよさそうです。アプローチもスロープと、趣ある和風の門があります。


さて、ここで注意点ですが、まず建物については増築未登記部分が約11.6平米あり、そのため住宅ローンを使うことが難しい物件です(増築部分は1階の一部です)。また、敷地の全体が土砂災害特別警戒区域(いわゆるレッドゾーン)に該当するため、現在と同規模の木造住宅を新築することはできません。


ネックになることはあるものの、このまますっと移住することができるベースは整っています。自然に囲まれたエリアで、お二人暮らしの小さな家をと考えていた方や、セカンドハウスとして探していたという方におすすめしたいなと思います。


>>大きな地図で見る 
価格 6,880万円 建物面積 71.20㎡
管理費 なし 修繕積立金 なし
所在地 鎌倉市長谷五丁目
交通 JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉」駅 徒歩18分
江ノ島電鉄線「長谷」駅 徒歩14分
建物構造 木造 2階建て 所在階
築年 1975年 土地権利 所有権
敷地面積 418.39㎡ 都市計画 市街化区域
用途地域 第一種低層住居専用地域 建蔽率/容積率 40%/80%
その他費用 取引態様 媒介
設備 公営水道/公共下水/オール電化
備考 地目:宅地・雑種地・畑/現況:空室/引渡時期:相談/約11.6㎡の増築未登記部分有/敷地面積418.39㎡に斜面地約120 ㎡を含みます/建物の面積表示は登記簿によります/宅地造成規制法/第2種風致地区/景観法/土砂災害特別警戒区域内/文化財保護法/接道:南西側公道(約4m)に約18.4m接道/私道負担なし/セットバックなし/庭付き/バイク置場あり/駐車場あり
情報修正日時 2025年2月3日 情報更新予定日 2025年5月14日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。