![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||
山頂の人 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
山頂で佇む人を想像します。 場所は稲村ガ崎、山の頂上部分に4つの建物を持つ1520㎡(登記)の土地。そこにたどりつけば周囲に誰もいない、自分だけの世界。鳥の声と風の音だけが響きます。 アクセスは階段のみ。しかも急角度、踏み板も傾いていて場所によっては手を使わないと登れない。頂上には築90年以上の建物をはじめ、それぞれ時代の違う家があります。それらを再利用するにも、解体して新築するにもこの階段を使って運ばないといけない。手間と費用は相当なものになりそうです。 敷地図を見ると土地が稲村ガ崎三丁目と四丁目の境目にあたる山の端。よく見ると山頂が「ひと」の形をしているように、胴体にあたる尾根部分に建物が並び、両側に伸びる階段がまるで腕のようです。 古家が一列に並ぶこの場所は、かつて日本の伝統芸能を愛する人々が集い、能を楽しむ場所であったそうです。そして南側の平屋からは相模湾が見渡せます。戦前の時代からここを棲家にしていたとは先見の明があったのでしょう 南側の平屋と能楽堂は築年不詳ながらも、課税証明によれば昭和7年築、90年以上の歴史を持ちます。これまでに何度か改修が施された形跡はありますが利用には全体的に改修が必要です。建替えの可能性としては土地の接道要件を整えて関係行政などに申請、許可が取得できれば建築が可能となります。 西側の接道は図上では幅員4メートルほどありますが、60cm幅のコンクリートブロックで作られた急な簡易階段が続いています。その下には小型乗用車程度の大きさであれば駐車可能なスペースがあります。 山の下は住宅街が広がっていますが、ここに来れば山頂で一人になれる場所なのです。 【古家概要 北】 構造:木造セメント瓦葺平屋建 延床面積:37.19㎡ 築年:昭和31年 【古家概要 中】 構造:木造スレート葺二階建 延床面積:95.68㎡ 築年:平成1年 【古家概要 南】 構造:木造瓦葺平屋建 延床面積:70.24㎡ 築年:不詳 【古家概要 付属建物】 構造:木造平屋建 延床面積:28.23㎡ 築年:不詳 |
![]() |
![]() |
平屋の能楽堂 |
![]() |
北側の2階建は外観から劣化が目立ち、天井の一部が抜けています |
![]() |
南側の古家 |
![]() |
南側平屋の和室① |
|
>>大きな地図で見る  |
価格 | 6,200万円 | 専有面積 | |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 鎌倉市稲村ガ崎四丁目 | ||
交通 | 江ノ島電鉄「稲村ヶ崎」駅 徒歩7分 | ||
建物構造 | 所在階 | ||
築年 | 不詳年 | 土地権利 | 所有権 |
土地面積 | 1,520.22㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 上水道/公共下水/プロパンガス | ||
備考 | 地目:宅地・山林/引渡時期:相談/現況引渡/登記簿売買/契約不適合責任免責/増築未登記部分あり/土砂災害警戒区域(一部土砂災害特別警戒区域)/埋蔵文化財包蔵地/接道:西側約4メートル | ||
情報修正日時 | 2024年12月5日 | 情報更新予定日 | 2025年6月30日 |
