賃料：

49万5,000円 (税込)

面積：

89.98㎡

由比ヶ浜大通りと今小路が合流する交差点に六地蔵は並んでいます。赤い帽子と前かけをつけたチャーミングな6体のお地蔵さんを見守るように建っているのが今回の物件です。

元々は罪人の霊を供養するため、六道（地獄、飢餓、畜生、修羅、人間、天）から救うために祀られているそうです。そう聞くと少しだけ怖ろしくもなりますが、現在はそのチャーミングな出立ちで道ゆく人々に愛されています。

そんなお地蔵さんの後ろに新たなランドマークとなりそうな建物が誕生しました。今回はそんな建物の2階区画を募集します。

外観は土壁のような黄土色の外壁に、カクカクとした多角形のフォルム。屋根も片流れを組み合わせた複雑な形状です。三叉路の角に建っていることもあり、僕の感覚では周囲330度くらいが道に接していて視認性は抜群だと思います。見る方向によって表情が全く違うので、どこから見ても目を惹く建物となっています。

内部の写真が撮影できていないので間取り図とテキストで想像していただきたいのですが、図面を見るとニット帽の先っぽだけクイッと曲がったような形をしています。少しコンパクトな先っぽ部分はバックヤード的な使い方、反対側の広いスペースは店舗としての利用で検討いただければ。基本的には重飲食やカフェ、セレクトショップなど様々な用途で利用可能です。

天高のある勾配天井にハイサイドライトから光が差し込み、床面積以上の広がりを演出しています。背の高い連続窓からは行き交う人々や車の流れを観察することもできるし、逆に道ゆく人々は店内の様子が気になって中を覗いてみようかな、となるんだと思います。

ちなみに1階には12月から薪火料理の名店「季音（きのん）」のハンバーガーショップ「なぎさのハンバーガー」が入っているので、薪で焼き上げる香ばしい匂いが2階まで上がってくるかもしれません。

由比ヶ浜大通りには大正〜昭和初期の建物を活用した店や、老舗の和菓子屋、文豪の愛した鰻屋、干物定食を出すカフェや鎌倉のクラフトビールパブなどなど、目でも舌でも楽しめる新旧のスポットが溢れていています。

そんなエリアで六地蔵のように長く愛される場所になってほしいと願っています。

※契約開始から6ヶ月間は賃料38.5万円（税込）のキャンペーンを行っています。