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生活、考察、そして感じること |
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オーナーは、縁側で外の緑を眺めながら、こう語ります。「日本の文化が好きで、自然が好きな人に住んでいただきたいですね。」と。 ここは、鎌倉山。昭和初期に実業家・菅原通濟によって別荘地として開拓された場所です。そんな歴史ある土地で、大切に住み継がれてきた家の新たな住人を募集します。 建物は、戦前の1938年に竣工。時を経て所々、手が加えられてきましたが、居間は当時の雰囲気を残すため、宮大工の協力のもと、維持されてきたそうです。一つ一つのデザイン、素材、技術に、多くの要素が凝縮されているように感じます。 正直、伝統的な日本家屋について、まだまだ未知な事が多い僕は、それぞれの要素の意味を考えてみました。例えば、丸窓。長押や欄間、畳など直線的なデザインが主体の空間に、丸という曲線が加わることで、柔らかい印象を与え、空間の居心地を良くしているのではないか、などと。 このような考察は、ぜひ皆さんにも行っていただきたいです。答え合わせは?それは、住めばきっとわかるはず。見聞するだけではわからないような、当時の日本文化を感じることができると思います。 夏は、山間の風が空間を通り抜けます。数年前の夏には、某有名書道家がここで本の執筆活動をしていたそうですが、あまりの借景の美しさ、心地よい風、鳥の鳴き声に、寝てばかりいたそうです。 庭には、樹齢100年以上の大きな南高梅の木が。春には、見惚れてしまうほどの真っ白な花が咲き誇るとのこと。他にも、紫陽花や夏みかん、くぬぎが敷地内に育ち、ウグイスやコジュケイなどの鳥たちがそれらを楽しみにやってきます。取材当日にも、目の前の木にリスが現れ、鳴きがら歓迎(おそらく威嚇)してくれました。 庭の先には階段があり、10mほど下ると開けた平地があります。耕す気力があれば、畑を始めることも可能です。山に囲まれているとはいえ、日当たりは良好。 生活面についてですが、大規模耐震工事がしっかりと実施済みです。キッチン、洗面台、浴室などの水回りは更新されているので、住むというハードルはそこまで高くなさそうです。 駅まではバスを利用することになりますが、本数は少なめです。2台分の駐車スペースがあるので、車やバイクがあると便利でしょう。 オーナーが語るような人に住んでいただければと僕も願っています。自然に詳しくなくても、日本文化に詳しくなくても好きならばそれで良いのです。 |
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丸窓がアクセント |
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座って風を感じたい |
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緑の借景 |
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やっぱり丸窓に目がいく |
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>>大きな地図で見る  |
賃料 | 23万円 | 専有面積 | 104㎡ |
敷金 | 2ヶ月 | 礼金 | 1ヶ月 |
償却 | なし | 管理費 | なし |
所在地 | 鎌倉市鎌倉山一丁目 | ||
交通 | JR横須賀線「鎌倉」駅 バス15分 「若松」バス停 徒歩4分 | ||
建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1938年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | 公営水道/公共下水/都市ガス | ||
備考 | ペット不可/定期借家契約(期間:3年/再契約:相談)/民泊不可/事務所不可/駐車スペース有り:無料/保証会社加入必須(保証会社初回保証料:月額賃料等の70%〜/年額:10,000円)/仲介手数料:成約賃料1か月+税/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2025年2月4日 | 情報更新予定日 | 2025年3月31日 |
