賃料：

13万5,000円

面積：

89.42㎡

江ノ電の線路沿いを歩いていると、遮断機のない勝手踏切を見かけます。その踏切の先には主に住宅があり、そこで暮らす人は慣れた様子で横断しています。当物件もレールを越えないとアクセスできない立地に建っています。

建物は2階建ての木造住宅で、89.42㎡の広さ。2人暮らしや3人家族に合いそう。住宅が密集しているエリアではありますが、周囲に高い建物はなく室内にゆとりがあるため、私は窮屈さは感じませんでした。南側に窓が多いことも嬉しいポイント。2階の洋室は特に日当たりが良く、心地よい空間です。

2階の窓から外を眺めると、住宅の間を江ノ電がスレスレで通過していく様子が見えます。開けた景色ではないですが、確かに鎌倉で暮らしていることを実感できます。また、海岸まで徒歩1分でアクセスできるところも魅力です。思い立ったらサンダルを履いて海に向かい、海風を全身で浴びてリフレッシュする。解放感はすぐそばにあります。

一番近い海岸は、小動岬に近い七里ヶ浜。この海岸は海藻類や流木、貝殻などタイミングによっては面白い漂着物に出会えます。幸せを呼ぶと言われるナミマガシワという貝殻を拾えることが印象的でした。

鎌倉高校前駅方面の海岸には観光客の姿がありますが、腰越側の浜は落ち着いています。海の近くには、若い夫婦が営む珈琲店があるので、珈琲片手に散歩をしたり、海を眺める時間もおすすめです。

腰越駅から江ノ島駅間は江ノ電が路面電車となり、道路の中央を走行する様子や通り沿いにはスーパーや地域の方に愛されるカフェや定食屋も点在し、親しみやすい雰囲気を感じます。腰越漁港直売所で本日のフライは是非味わってくださいね。

海に近くて地域密着な店も多いという、とても楽しい周辺環境です。それに加えて江ノ電での藤沢駅でのアクセスや、小田急線の片瀬江ノ島駅から、季節と天気がよければ海沿いを歩いて風にあたりながら帰る、みたいなこともできます。都心へ出ることも多少ある、という方にとっても不便は感じないかと思います。

散歩や買い物、出かける時、すべてはレールを越えてからスタートします。家に帰る時も同様に。なんだかこのレールは日々の暮らしのスタートライン、ゴールラインとなりそうです。そして徐々にあなたは慣れた様子で横断する住人の一人になっていくのかもしれませんね。

※畳張り替え前、ハウスクリーニング前の写真を使用しています。

※エアコン本体、工事費用につきましては借主負担となります。