価格：

3,380万円 (税込)

面積：

58.79㎡（建物）
243㎡（敷地）

JR藤沢駅から徒歩16分の場所なのに、山の中に来たような感覚になりました。

まずは室内からの眺望をお楽しみください。木々の間から見えるのは藤沢市中心部のビルやマンション群。完全に見えるわけでもなく、比率でいえば都市対緑が1対9くらいの割合でしょうか。その塩梅もちょうどいい。緑が覆う斜面の途中に建てられているので、高台の住宅街にある家とは全く違います。住宅街はすぐそこなのに、木々が外界からのノイズを遠ざけてくれているようです。

箱根駅伝の8区で勝負の分かれ目ともなっている遊行寺の坂。その坂をほんの少しだけ上った場所に今回の物件はあります。この辺りは神社や寺が比較的多いことも影響しているのか、駅に近い場所にも関わらず緑が多く残されています。撮影に行った日に、物件のすぐ近くで近所の子供たちがどんぐり拾いをしていました。

物件に行く途中に階段もあるため車は進入できません（徒歩5分ほどの場所に駐車場を確保しています）。一応、前面道路は歩いて向こう側へ通り抜けできるものの、その先は下の車道からも行き来できる住宅街に繋がっているだけなので、ここを通るのは、よっぽど遊行寺へ行くのに急いでいる人くらいなのではないかと推測します。前面道路と建物とは高低差もあり、たとえ人が通ったとしてもこの視界は遮られることはありません。

建物は平屋建ての3LDK。今年の7月に全面改修が入っていて、すぐにでも住める状態です。全ての部屋が南西向きで、窓から見えるのは緑と遠くのビル群。とにかく気持ちがいいのひと言につきます。南側に設置されたワイドな濡れ縁に腰掛けてぼーっとしているだけで整うはず。ここで昼寝してもいいですが、下の斜面はなかなか急なので転がり落ちないようにご注意を。

南側は開けていますが、反対側はコンクリート打設された斜面を背負っています。こちら側を見てしまうと少し圧迫感は感じてしまうかも。ただコンクリートで覆われているからなのか、土砂災害警戒区域（イエローゾーン）にはかかっているものの、土砂災害特別警戒区域（レッドゾーン）からは外れています。

都会と山林のはざまにあるようなユニークな物件です。山での生活に憧れはあるけど二の足を踏んでいるという方、本格的な山暮らしの前に、都会の山暮らし、いかがでしょうか。