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七里ガ浜ローカル予備軍 |
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冬でも波さえあれば、七里ガ浜の海は変わらずサーファーでにぎわいます。 厚手のウェットスーツに身を包み、冷たい北風の中でも黙々と海へ向かう人たち。その光景は、今も昔も七里ガ浜の日常です。 このエリアのポイントは大きな公共駐車場があること。県外ナンバーの車が並び、波のある休日ともなれば入場待ちになることもしばしば。割れる波を横目に駐車場待ちをしていると、その脇を、地元のサーファーがボードを抱えて足早に通り過ぎていく。錆びた自転車をさっと止め、迷いなく砂浜へ向かう姿。 そんなシーンを目にすると、「ああ、ここに住めたらいいな」と思ってしまう人が多いのも納得です。 今回の物件は、七里ガ浜の中でも行合川沿いを少し奥へ進んだ場所。擁壁の上に建つ、淡いグリーンの外観が目印の家です。海までは約500m。津波ハザード、土砂災害特別警戒区域のいずれにも該当しない、少し安心感のあるポジションです。 冷え切った体を一刻も早く温めたいサーファーにとって、お風呂までの距離は重要。七里ガ浜正面ポイントの階段から自宅までは徒歩約8分。ロングボードでなければ、海からそのまま抱えて帰ってこられる距離感です。本音を言えば外シャワーが欲しいところですが、まずは玄関から一直線に風呂場へ、という動線も悪くありません。 築39年を経た建物は、正直に言って手直し前提。全体的に改修必要で、場所によっては建物の傾きを感じる部分もあります。道路から見上げると、この家が二段擁壁の上に建っていることも分かります。この条件ゆえ、融資面ではハードルが出てくる可能性がありますが、現金購入で割り切り、賃貸用の投資物件として再生する、という考え方も十分あり得ます。 既存建物を活かすなら、海近物件らしい割り切りが似合います。 外には温水シャワーを設置し、玄関まわりは土間仕上げに。サーフボードやウェット、道具一式を気兼ねなく置けるスペースを確保したい。 内装は活かせるところは活かし、クロス張り替えや床補修で整える。水まわりはすべて交換して、衛生面はきっちりリセット。傾きについては、床調整でどこまで対応できるか、工務店と相談しながら現実的な落としどころを探ることになりそうです。 一方で、新築という選択肢も、この場所ならしっかり想像できます。 もし建て替えるなら、外観は総板張りの外壁がよく似合いそう。ガラス面を大きく取り、リビングから連続するバルコニーを設けて、空と海を感じる家に。波の様子をチェックしてから支度をする、そんな朝が自然に日常になるはずです。素材はラフに、でも品よく。七里ガ浜らしい、肩の力が抜けた海辺の家が思い浮かびます。 海のそばに住む、というより海と一緒に暮らす感覚。 通うのではなく、日常の延長に海がある生活。七里ガ浜ローカルに長く愛されてきた理由を、この土地と建物は静かに教えてくれます。 |
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| 床の間は畳表替、障子ふすまは張り替えを |
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| LDKは約12帖 |
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| 6畳の和室北向きですが明るい |
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| 日当たりのよいバルコニー |
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| >>大きな地図で見る  |
| 価格 | 2,680万円 | 建物面積 | 86.12㎡ |
| 管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 鎌倉市七里ガ浜一丁目 | ||
| 交通 | 江ノ島電鉄線「七里ヶ浜」駅 徒歩7分 | ||
| 建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
| 築年 | 1986年 | 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 179.58㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
| 用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
| その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
| 設備 | 公営水道/公共下水/個別プロパンガス | ||
| 備考 | 地目:宅地/現況:空室/引渡時期:相談/宅地造成及び特定盛土等規制法/法第22条区域/風致地区/土砂災害警戒区域/土地および建物面積は登記簿による/現況建物は建ぺい率が超過している可能性があります | ||
| 情報修正日時 | 2025年12月15日 | 情報更新予定日 | 2025年12月30日 |
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