砂まじりの茅ヶ崎~。
と思わず歌い始めてしまう。 茅ヶ崎のサザンビーチ目の前のマンションのご紹介です。 築年数は41年とヴィンテージの領域に入ってきますが、昭和のまさに輝いていた時代に建設されたとあって、サーファーや海を楽しむ工夫と動線がこのマンションには溢れていました。
今回ご紹介させていただきます部屋は、このマンションの5階。部屋は西向きで天気の良い夕方は、格別の景色が広がります。
なんとなく食うところ、寝るところが分けられたワンルームといった印象で、金曜の仕事が終わり、東京駅から東海道線で1時間の茅ヶ崎駅へ。そこから自転車なら10分くらい。とりあえずその日は寝るだけ。
朝、目が覚めて、ベッドに寝ながらでもサザンビーチや西浜の波の状況が確認できそうです。トースト1枚とコーヒー1杯腹ごしらえをしたら、さっとウエットスーツに着替えて、いざ波乗りへ。
マンションにボードは1枚無料で置けるので安心。海で楽しんだ後は、近くに市営のトイレとシャワーブースがありますが、そこは土日に使うと人が重なることも多いのでマンションに備え付けのシャワーを使うと便利で楽です。鏡付き洗面もあり、女性サーファーも使いやすい事と思います。
海からあがり、道路を渡って駐車場側から建物に入る裏動線があるのですが、砂を落としたり、ボードについた海水を落とすサーファーや海で遊んだ人の為に設計されたのだろうなと想像できます。
また、日曜の夕方に海に入った方の強い味方として、コインランドリーと乾燥機があります。海に飽きた方はプールもありますが、どれだけ活用されているのかは不明。
外装は、海が似合う、まるでボーダーシャツを着ている様な風貌で、各住戸出っこみ引っ込みアリの違った表情を持ち、まじまじ見ると楽し気な暮らしを想像できます。
中はエレベーターが完備されています。このエレベーターの扉の色使いが赤や黄色などビビットでモダンで個人的にとても好きでした。部屋の室内は素敵に手を加えられており、コンクリート現しや無垢材を使い、賃貸とはいえ、安っぽい内装ではありません。
ちなみにコンクリート現しの天井をよーく見ると、なぜかタバコのハコが埋まっている!新築で発見すればクレームものですが、41年経過したことを想像すると何だか愛着が湧いてきます。
ここを本宅としても良し、海で遊びつくすための別荘としても良し。茅ヶ崎は暮らして良さが分かる街です。そして祭りが多い!楽しんじゃってください。
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