価格：

8,880万円 (税込)

面積：

99.36㎡（建物）
167.29㎡（敷地）

フラットな大谷石の壁を見ていると、どこかかしこまっていて「会館」という言葉が思い浮かびました。

それは人々が集うような公共の建物の印象。何かの集いか発表会なのか、かしこまっていて晴れの日を想像します。家のアプローチから建物を眺めると、無垢の木のドアに平滑な大谷石の壁が凛として、フォーマルな感じがしたのです。

玄関ドアを開けると広い土間。そこに並ぶ靴はスニーカーやビーチサンダルというよりは、上質な革靴がきちんと置かれているイメージ。ところがリビングへのスケルトン階段で２階にあがると一転、素足でリラックスしたくなるのです。

20帖のLDKはどこにいても部屋全体を見渡せ、無垢の床と天井の木材が純粋に気持ちの良い空間。L字にレイアウトされたリビングには段差なく出られるバルコニーがあり、アウトドアリビングとして利用でき帖数以上に広く感じます。

敷地内には大きなニレの木があり木漏れ日がリビングに差し込みます。キッチンやワークスペースからもバルコニー越しにこの緑を眺められ、どこにいても本当に気持ちがよいのです。1階の3部屋はそれぞれ大型のクローゼットがあり収納も豊富で、それぞれのプライベートも確保できます。

周囲は鵠沼アドレスの中でも、古く大きな屋敷も残り、地元工務店で建てたであろう無垢の木を使った、こだわりのある家も多いエリア。海まで1.2ｋｍほどあるため、潮の感じはさほどしません。平坦な土地のため普段の生活は自転車が活躍します。

普段は家でラフに過ごしていても、大事な家族のイベントや記念日にそろって大谷石の壁の前で写真撮影すると絵になるでしょう。記憶に残る家だと思うのです。