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折紙屋根とハーバー |
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【価格変更しました】 ヨット持ちにとっては、もはや説明不要な小網代湾。諸磯や油壷に並ぶ、静かな海です。写真を見るからに楽しそうではありませんか。ヨット、クルーザー、スタンドアップパドル、カヤックなどいろいろと楽しめそうです。自宅からそのまま出艇できたら夢の様です。 物件を見学した時は、中潮のちょうど干潮時でしたので、磯には様々な生物がいて、磯遊びが好きな方は一日楽しめますね。同日、満潮時で約140センチ海面が干潮時に比べて上がるので、ちょうど岩肌が隠れるくらいとなる様でした。その磯部分から、地続きの様に建物が配置されていますが、建物建築当時潮位を計算して設計されたものと思います。 (この部分だけ最後に書いています)このコラムをすべて書き終わり、R不動産のサイトに掲載には、後は図面を管理会社から送ってもらうのを待つだけとなりました。そして図面が来たので見てみると、なんと「SAKAKURA ATELIER architect」の文字が。坂倉準三氏の設計とはぶっ飛びました。それは潮位を計算したりしていても不思議ではないですよね。 建物外観は荒れ狂う海の様な、とんがり帽子をかぶった屋根の様ですが、航空写真で上から建物を見ると、折り紙で丁寧に折ったようなきれいな形をしていて、まさにここから羽ばたいて行くようです。そんな印象的な外観とは違い、海面についてはよっぽどの荒天時はわかりませんが、多少風が強いくらいでは、あまり波が立つことはないとのこと。 建物は築51年ほど経過していますが、外まわりの塗装や風呂や洗面水まわりなどはとてもきれいでした。窓も木製サッシのペアガラスなど適切にメンテナンス工事や改修工事などがされている印象を持ちました。 プールの様に海から建物に入るとまずシャワー。玄関開けたらシャワー。至る所にシャワーがあり、大人数で遊ぶ時も住宅なく使用できそうです。 周辺環境としては、物件から直接行き来できるわけではありませんが、「小網代の森」にも面しています。ここは海につながる川がある森であり湿地、干潟、海と続きます。この自然環境は関東地方で唯一。この希少な環境は生物多様性と保全に役立っており、国の近郊緑地特別保全地区に指定されています。 また、この物件周辺は豊かな自然を守る為、景観法に基づき風致地区が定められています。特に建ぺい率と呼ばれる、建物を上からみた投影面積の上限を、敷地の大きさに対して20パーセントまでとかなり制限している地域となります。 起伏のある立地で、かつ海上なのか地上なのかわからないほどギリギリに建っているため、道が階段状となっていて、近くまで行けるものの敷地には車の進入ができません。そこで、現オーナーは101平米ほどの畑沿いの近隣土地を購入し、駐車場として使っています。その場所も今回の取引に含まれています。 その土地に車を停めて、先にある木々のトンネルをくぐりながら、転げ落ちそうな急な下り坂を進んでいきます。この坂は軽自動車1台が精一杯。登山鉄道にある様なスイッチバックしなければ進めない様な道です。2回ほど切り返すと木々の隙間からキラキラとした海が隙間見えてきました。最後に細い階段を下れば、眼下には透き通った海。 この高低差だからこそ、建物のすぐ近くの海も深さがあり、小型クルーザーやヨットとの距離が物件にいながらにして、とても近く感じることができました。 建物は小さいのに大きな気持ちになれた物件。天気の良い日にご見学ください! ※ご内見は管理会社立ち合いのため、日程調整が必要です。 |
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建物に入った瞬間にこの景色 |
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左を向けば入江になっている。 |
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飛び地の畑沿いの駐車場です。ここから少し歩きます。 |
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>>大きな地図で見る  |
価格 | 1億4,800万円 | 建物面積 | 48.54㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 三浦市初声町三戸 | ||
交通 |
京浜急行久里浜線「三崎口」駅 徒歩30分 三浦縦貫道路「林」出口 7.2㎞(車約13分) |
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建物構造 | 鉄筋コンクリート造・鉄骨造亜鉛メッキ鋼板葺地下1階付平家建 | 所在階 | |
築年 | 1972年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 251㎡ | 都市計画 | 調整区域 |
用途地域 | 建蔽率/容積率 | 20%/100% | |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/浄化槽/プロパンガス | ||
備考 | 地目:山林/現況:別荘利用中/引渡時期:相談/接道:幅員約1.8メートルに約19メートル接道(公道)/法第22条区域/景観法/現況引渡/登記簿売買/契約不適合責任免責/土砂災害特別警戒区域に該当/津波ハザードマップに該当/表記土地の他に近隣の土地(駐車場用地)約101平米があり、そちらも本物件に含まれます | ||
情報修正日時 | 2024年3月2日 | 情報更新予定日 | 2025年5月14日 |