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大正時代の跡を探せ |
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久しぶりに鎌倉で大正建築と思われる情報を入手しました。場所は鎌倉市大町。確かにこの辺りでは以前にも大正建築に出会ったことがあるエリア。いろんな意味でなかなか絶妙な物件でした。 もう少し詳しく場所を説明すると、大町と言っても横須賀線の線路沿い。なかなかこの道を使う人は少ないと思います。というか、「ここ行けるんですか!?」と思うくらいの場所にあります。電車からはよく見えるんですけどね。とても玄人向けな場所に潜んでいます。 線路沿いであることもあって、それなりに音は聞こえます。踏切も近くにあるので、静かに暮らしたい方には不向きかと思いますが、自宅兼事務所のような使い方で鎌倉駅の近くにこじんまりとしたスペースをお探しの方には相性が良いと思うのです。 室内の写真は管理会社さんからの提供写真ですが、どこかに大正時代の面影が残っているのでしょうか。艶のある台所の床にはちょっと期待してしますが、そこまで古くはないような。水まわりも時代と共に更新されている様子。 一番気になるのは間取りです。 和室6畳×2室に、窓が、ない。。 なんということでしょう。いただいた写真をこねくり回してチェックしているのですが、間取り図に間違いはなさそうです。ではどうしたら良いのかというと、外せる限りの建具(襖)を外すしかないのではないかと思っています。襖は新しいようなのですが。 おそらく最も日当たりが良いのは玄関ホールだと思うんですよね。ここからの光を和室まで届けたい。できれば玄関ホールと台所、和室二部屋、ユーティリティルーム(*後述)を合体してワンルームとして使いたい。 果たしてどこまでつなげることができるのか、それは現地で一緒にご確認いただければと思います。どんな結果になろうとも、私はそれをすべて受け入れる気持ちを持って臨みたいと思っています。みなさまも心にゆとりとユーモアを持って現地にお越しください。 それにしても謎なのは「ユーティリティルーム」ですよね。この部屋は6畳和室を経由しないと出入りができないんですよね。しかもこの部屋からでないとトイレに行けないという間取り。なぜこのように区画する必要があったのか。しかも収納が2つもある、なぜ!? 想像すると楽しいです。ここで通りに向けて商売でもしていたんでしょうか。それか、もしかしたら昔は大きな家で、一部を切ってしまったのかも。航空写真で見るとなんとなくそんな予感もするんですよね。 これはもう、あの名著『ヘンな間取り』を書かれた「ヘンな間取り研究会」さんへお知らせした方がいいのかなと思っています。 ちなみに、民泊は不可です。 あしからず。 |
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左:キッチン床の艶がいい|右:明るい玄関ホール |
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外観の屋根が印象的|和室は6畳が二間あります |
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左:奥の和室|右が魅惑のユーティリティルームです |
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外観をあらためて見ると、お風呂は増築なのかも |
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賃料 | 8万5,000円 | 専有面積 | 37.08㎡ |
敷金 | 2ヶ月 | 礼金 | 1ヶ月 |
償却 | なし | 管理費 | なし |
所在地 | 鎌倉市大町二丁目 | ||
交通 | JR横須賀線・湘南新宿ライン「鎌倉」駅 徒歩7分 | ||
建物構造 | 木造平家建 | 所在階 | |
築年 | 築年不詳 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | |||
備考 | ペット不可/定期借家契約(期間:5年/再契約:相談)/推定築年数:1926年(大正15年)/民泊不可/短期解約違約金有/保証会社加入要(ジェイリース株式会社/初回保証料:月額賃料合計の50%/継続保証料:月額800円)/仲介手数料:賃料の1ヶ月分+消費税/住居兼事務所可/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2025年8月26日 | 情報更新予定日 | 2025年9月10日 |
