渋の湯にある駐車場には白いプリウスが一台だけ停まっていた。

以前からこんなアパートというか集合住宅があるといいなと思っていた。

富士山を登った、正確に言うと九合目付近までだけど。

伝説の不動産屋と半島を駆け抜けた。「海の似合わない客には紹介しない」と言ったとか言わないとか…

山に行った、雪の山だ。

20数年ぶりにそのカフェへ行った。

ネバダの砂漠に毎年出現するブラックロックシティ、バーニングマンの会場だ。

不動産屋を始めようと思った理由はいくつかある。

その家は、稲村ガ崎の線路手前に張り出た山の頂、その先端部にあった。

「海見たい病」は湘南では常に流行している。

鎌倉山でまた開発が始まるらしい。

ついに順番が回ってきた。

稲村ガ崎で暮らすようになって海がとても身近になった。