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再会を待ちわびる茶屋 |
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物件前の道はかつて砂利敷の道だったのです。夏になると道沿いの住民が打ち水をして、砂埃が上がらないようにしていました。そこをお茶会でしょうか、和服の女性が歩く姿が美しかったのを思い出します。今は舗装されましたが、この道沿いは当時から北鎌倉のよい風情が残っています。 物件は昭和54年築、和風建築で以前は和食や甘味処として運営。道路沿いは小さな庭園になっています。現状は樹木がおい茂っていますが、写真17,18,19番目が以前の状態です。整理すれば素敵な箱庭になりそうですね。 敷地の形状は道路に対して細長く、奥に深い形です。1階は客席と厨房が並列になっており、カウンター越しに中が見えるレイアウト。奥にもテーブル席があり24〜28名くらいの収容人数があります。 客席の奥にも厨房、風呂、トイレがあり、こちらは2階の居住用として設計されています。用途地域が第1種低層住居専用地域のため住宅と兼用していただく必要があり、事業用面積はこの物件の場合50㎡以下となります。簡易的な計算では1階厨房と客席、2階の一部までが使えそうなので、レイアウトや動線をアレンジして計画してみましょう。 厨房設備はそのまま残されるので機能や性能についての保証はありませんが、初期投資の負担は軽いのがこの物件のメリットです。 外観は和の雰囲気ですが、1階庭側の客スペースは藁や繊維をまぜた佐官仕上げで、テクスチャーが特徴の聚楽壁。無垢の家具との組み合わせが和モダンの雰囲気です。奥の客席は落ち着いた雰囲気で和洋どちらのコンセプトでも似合いそうです。 甘味処はもちろん、スペシャリティコーヒーの店など似合いそうです。この場所の雰囲気なら民藝品とカフェなど複合的な店舗がよいかもしれません。もちろん近隣は住宅地ですので、においや煙が出るジャンルのものは厳しいでしょう。和ならストレートに蕎麦屋もいいですね、例えば古道具の販売と合わせて特徴を出してみましょう。 この道沿いは用途地域の制限から店舗などは少なかったのですが、円覚寺、明月院と建長寺は年間通して参拝、観光客が多いのです。 横須賀線からもよく見えるので、庭を整えて雰囲気をよくしておくと自然と目に留まりそうです。 住みながら北鎌倉で味な店をやってみたいという方にはよい条件が揃っているのです。この茶屋で再会できることを楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。 |
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今は大きな紅葉が成長しています |
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カウンターテーブルは外の庭を眺めながら |
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奥の客席は20席ほど |
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厨房 |
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価格 | 1億500万円 | 建物面積 | 115.09㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 鎌倉市山ノ内 | ||
交通 | JR横須賀線「北鎌倉」駅 徒歩3分 | ||
建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1979年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 181.81㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/公共下水/都市ガス | ||
備考 | 現況:空室/引渡時期:相談/第2種風致地区/法第22条区域/埋蔵文化財包蔵地域/建物一部未登記部分あり | ||
情報修正日時 | 2025年7月25日 | 情報更新予定日 | 2025年8月16日 |
