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川沿いの民家たち |
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また、いじり甲斐のある物件に出会ってしまいました。今回は川沿いにある妙な物件です。うまくやれば結構化けそうな予感がしております。 まず全体像を説明しますと、物件は川を渡った先にある物件です。そしてその土地には現在ふたつの建物があるのです。これは現在の法律には適合していない状態です。ただ、どういう経緯があったのかは分かりませんが、そこにあるんだから使えるものは使ってみませんかという提案です。だって面白そうなんで。ただしローン利用はむずかしいはずです。 橋を渡って、細い道をぐいぐいと入っていくと、そこには平屋の古い日本家屋が残されています。内部は空っぽになっていて、なかなか雰囲気のある空間になっております。ちょっとひとりでここにいるのは心細いくらいの状況です。 どこまで手を入れたらいいものか、結構悩ましいですが、新建材と言われるプラスチックやアルミなどの工業製品があまり使われておらず、ある意味で余計なリフォームが施されていない素の状態のままなのです。 私は思い切ってここをギャラリーやアトリエとして使ってみるというのはどうかなと思っています。創作の場やその作品を展示する場としての魅力を予感させるサイズ感でもあります。 そして主屋もまた興味深いからくり屋敷のような建物だったのです。それも忍者屋敷のようなものではなく漁師の街のからくり屋敷みたいな?そんな感じです。 一見すると普通の昭和50年代の住宅なのですが、建物の中に入ると、その部材や作り方の豪華さから漁師の家を思わせる設え。きっと腕のいい大工さんにお願いしたんだろうなということが感じられる雰囲気があります。左官や竹細工の化粧、タイルまで美しい仕上げです。 そんな関心も束の間、1階、2階を拝見させていただいても台所が、見つからない。とそこへ秘密の渡り廊下が。 おそらくこちらは、どこかのタイミングで増築されたのかなと想像しています。そんな続きがあったのです。進んでいくとここは一層、川に近い部屋でダイニングキッチンでした(写真7枚目)。レトロなクッションフロアの床にはさらに秘密の蓋があったのです。 そう、ここには地下室まで完備(写真8枚目)。しかもこの地下室の窓を開け、眼下を覗けば、そこは川!でも川までの高低差はそこそこあり、川の深さはそこまでないので川にダイブ!とまではいかないのですが、それにしても不思議な空間があるもんですね。ここをどんなふうに使いこなせばいいのだろうか。 そんな悩みを抱えながらも黙々と改装と想像をやめないクリエイティブな方にこうした物件と対峙してもらえたらなと思っています。 |
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| 内部|長時間の滞在はこちらのエネルギーとの勝負 |
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| 玄関外部と内部|どこまでやるか武者震いが止まらない |
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| 内部|丁寧に見ていくと木製建具や天井板などがそそる |
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| 水まわり|どうもトイレは更新された様子 |
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| 価格 | 2,280万円 | 建物面積 | 122.56㎡ |
| 管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
| 所在地 | 横須賀市秋谷一丁目 | ||
| 交通 | JR横須賀線「逗子」駅 バス28分 「秋谷」バス停 徒歩5分 | ||
| 建物構造 | 木造 2階建て | 所在階 | |
| 築年 | 1978年 | 土地権利 | 所有権 |
| 敷地面積 | 247.04㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
| 用途地域 | 第二種中高層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 60%/160% |
| その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
| 設備 | 公営上水道/公共下水/プロパンガス | ||
| 備考 | 地目:宅地・公衆用道路/私道負担:あり(公衆用道路:29㎡)/現況:空室/引渡時期:相談/売主契約不適合責任免責/住宅ローン利用原則不可(一敷地二建物) | ||
| 情報修正日時 | 2025年11月13日 | 情報更新予定日 | 2025年12月1日 |
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