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白い森のミュージアム |
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森の中にひっそりと佇む白いコンクリートの平屋。印象派の絵の中にモダニズム建築が存在する、そんなことを思った家でした。 住宅地内の細い道を進むと、坂の下にある森に向かう通路が。坂を下るにつれ幅は広くなります。木々の間から徐々に建物が見えてきて、それが普通の家ではない何かアートを感じるのです。 坂を下りきると広く、転回スペースのようになっています。そこにはRC造の白くシンプルで直線的な意匠の建物。住宅というより小さな美術館といった趣。ガラスエリアが広い玄関を入ると東と南方向に続く白い壁の長い廊下、まるで吸い込まれそうなくらいまっすぐに白い壁なのです。 LDKは合計すると35帖ほどの広さがあります。珪藻土の白い壁と無垢のナラ材のフローリングはとてもシンプル。現在はオーナーの家具や雑貨がありますが、白に映えるようにしたのでしょうかビビッドな色目のものを置かれています。 ダイニングと収納棚の配置で緩やかに間仕切りをしており、キッチン、リビングを回遊できるよう動線も使いやすくなっています。北側に寝室、個室、風呂洗面所を配し、できる限り南側のLDKは東西に広く配置し、常に庭との関係性を大切にしています。そして西側には琉球畳を敷いた、客間として使える和室があります。 敷地は道路から坂を下って、下山川のカーブに面した形になっています。約546坪ある庭は樹木がほどよく整理されており、木々の間を小さな小路にして、シャビーな小屋やブランコ、ベンチやガーデングッズがちりばめてあり、どこを撮っても絵画のような世界です。家の方向を振り向くとドラマティックな構図が取れるのです。 そしてこの物件にはモダンな母屋とは対照的な昭和の木造平屋が敷地内にあります。こちらは古家として付属しますが、傷みが進んでいる状態です。写真にはありませんが、室内はオーナーが集めた昭和の小道具で埋め尽くされています。内見の際にはお見せすることも可能です。 母屋は居住用としながらも撮影スタジオとして利用されているそうで、壁面を極力シンプルにしているのはそれが理由だそう。庭から建物を見ると少しグランドレベルから浮いているように見えます。これは建築の意匠によるものもありますが、下山川からの湿気を緩和するためだそうです。 現実離れした世界に迷い込んだような感覚になるこの家、住まいとしての機能性は高く快適な家ですが、その意匠から小さな美術館として、コレクターの隠れギャラリーとして利用したら面白いのではないでしょうか。たとえば印象派の油絵やシルクスクリーンのポップアート、対象的などちらも受け入れられそうな器なのです。 ※家具類は付属しません |
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エントランスはなんともクール |
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玄関の窓の仕様がアート |
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内装は無垢のフローリングに白の珪藻土。家具の組み合わせでさまざまなテイストに |
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ダイニング |
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価格 | 3億7,000万円(税込) | 建物面積 | 151.57㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 葉山町下山口 | ||
交通 | JR横須賀線「逗子」駅 バス12分 「葉山」バス停 徒歩9分 | ||
建物構造 | 鉄筋コンクリート造 1階建て | 所在階 | |
築年 | 2011年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 1,806㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/公共下水(ポンプアップ)/個別プロパンガス | ||
備考 | 地目:宅地、山林、公衆用道路/現況:居住中/引渡時期:相談/風致地区/景観法/宅地造成及び特定盛土規制法/古家概要(登記):構造 木造亜鉛メッキ鋼板ぶき平家建 床面積 114.76㎡ 築年 不詳/敷地一部土砂災害特別警戒区域/駐車スペース有(5台可能。車種によります)/私道部分面積:149.52㎡ | ||
情報修正日時 | 2025年7月27日 | 情報更新予定日 | 2025年8月16日 |
