価格：

9,600万円

面積：

107.96㎡（建物）
206.88㎡（敷地）

決して山の上に建つ住宅ではありませんが、バルコニーからの見晴らしは必見です。昔から多くの人がこの地に憧れてきた理由がよく分かります。

逗子から続く道を南に進み、葉山教会の足元のトンネルを抜けると、それまでの山がちな景色と変わり、少し開けた雰囲気の街並みになります。葉山では数少ないなだらかなエリアに建つのが今回の物件。

物件までの道のりは平坦で、海岸からは1kmほど離れた立地ということもあり、アプローチを歩いていても海の気配を感じることはありません。その分、ひな壇状の敷地に上がり、パッと広がる海と山の景色を眼下に納めれば、誰でも嬉しい気持ちになるでしょう。

相模湾とその背後に佇む富士山。遮るものなく開放的な景色の中に両者が見えるのは、贅沢な立地。素敵な2点セットを一歩引いた位置から望めるこの敷地に立つと、何だか大きな色付きの地図を俯瞰している気分になります。

この周辺は、景色の良さで人を惹きつけてきました。物件のすぐ近くにかつての皇族の別邸が残されているのもその証でしょう。昔の人はどこが良い土地なのか、ちゃんと知っていたのです。

ひな壇の上に建てられた木造2階建ての建物は、とにかく眺望を意識したつくり。2階のLDKは海側に大きく開口を確保し、風とともに光を取り込んでいます。敷地の都合上、南北に細長い間取りですが、角度のついた勾配天井のおかげで、実際よりも広い空間に感じられます。

窓の外にあるバルコニーは一部幅を広げて、テーブルやイスを並べられるスペースも。空気が澄んで富士山の輪郭がはっきりしてきたらいよいよ冬が、なんて季節の感じ方ができそうです。

バス通りからの道は一部幅の狭い箇所もありますが、交通量は多くないので大きな車でもゆっくり進めば大丈夫。平らな土地なので、バス停までも楽に歩けてしまいますし、自転車だけでも行動範囲はグッと広がります。葉山の中では逗子駅から少し離れた地域になりますが、暮らしやすい場所と言えるでしょう。

この家に住めばきっと知り合いを呼びたくなります。何も知らせず敷地に招き入れ、遠くまで広がる景色をサプライズで見せてあげましょう。予期せぬラッキーは人を笑顔にします。そんな人の喜ばせ方ができる場所での暮らし、いかがでしょうか。