住宅 | ||||||||||||||||||||
やまびこの家 |
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ある日の鎌倉。天園のハイキングコースで仲良し家族が鎌倉の山々と谷を前に休憩していると、子供たちはありったけの声で「ヤッホーッ!!」と叫んでは、やまびこからの返事を楽しんでいる。 ひとしきり叫び切った後で、ひとりの子が問いかけます。 「ねぇねぇ、パパ・ママ? あのさぁ、やまびこさんはどこに住んでいるの?」 そんな時の答えがここにあったんですね。まさか私もやまびこさんの家をご紹介することになるとは思ってもみませんでしたが、ここに住んでいるんでしょう、きっと。 奇しくも、そう思い込んでしまうのが、今回の物件です。なにせ通りから見上げたこの家の風景が1枚目の写真です。山の斜面に立つこの家は、空と緑とこの家しかないのです。 もちろん、それは家の内側からも期待を裏切ることはありません。眼下に通りに並ぶ家は見えますが、真正面には緑と空しか見えないのです。 ここに至る道もまた趣があります。下の通りから階段を上り、脇道に入ってこの家に辿り着くのですが、脇道は舗装されておらず、砂利でもない、土の道です(写真7枚目)。ほぼ山道ですね。ちなみに、その道の一部が建築するための必要な道になっています。 建物内部は前オーナーが使い尽くした感じになっております。どこまで改装するか、それなりに劣化もあるのでなやましいところです。全面改修となると、それなりのコストを想定する必要はありそうです。 それであれば、山小屋的な拠点のひとつとして使うのであれば、最低限の改修だけでも結構楽しいかも!?なんて思っちゃいました。 既存の建物にある建具や襖などをすべて外して、すり減った畳には上からゴザを敷くくらいで。オール電化の家なので、電気系の温度調整が有効かもしれませんが、むしろ最新のアウトドアウェアやキャンプ道具を駆使して暮らすセカンドハウスなんていうのもいいかもしれませんね。 敷地に平坦な部分は少なく、ほとんどが斜面地です。ただ斜面地がそこそこなサイズのなので、クライマーの方でなにかうまい使い方ができれば、遊び場としての可能性はあるのかもしれません。 場所は鎌倉市梶原。一見、どこの駅からも離れている場所のように感じるかもしれませんが、おすすめは北鎌倉駅までの徒歩ルートです。その道中にはあまり人工物が多くないので、東京からこの家に向かう場合、駅を降りた時点でマインドリセットができるので、このコースをおすすめしたい。 上級者の方でしたら、源氏山公園ルートからの寿福寺へ降りるルートがコマツ一番のおすすめです。このコースは鎌倉駅方向へのルートの中でもっともアスファルトを踏まずに鎌倉入りできるのと、寿福寺への切り通しになっている坂道に降り注ぐ朝の日差し(地元の方でもでもそこまで知っている人は多くないかもしれません)が、とても素敵な場所です。 普通に桔梗山バス停からですと鎌倉、藤沢、大船と3駅の行き先のバスが利用できる点もまたいいですね。車はなくても楽しい暮らしはできそうです。
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室内は使い尽くされた感じもありますが、それでちょうどいいと私は感じます。 |
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玄関を開けて見える風景。この場所が私は好きです。 |
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1階の室内の様子|あえて障子を閉めてみる |
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2階からの眺めはこんな感じ|足元に家々があり、緑と空 |
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>>大きな地図で見る  |
価格 | 1,880万円 | 建物面積 | 79.32㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 鎌倉市梶原五丁目 | ||
交通 |
JR横須賀線・湘南新宿ライン「鎌倉」駅 バス15分 「桔梗山」バス停 徒歩6分 JR横須賀線・湘南新宿ライン「北鎌倉」駅 徒歩19分 |
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建物構造 | 木造 | 所在階 | |
築年 | 1977年 | 土地権利 | 所有権 |
土地面積 | 441.28㎡ | 都市計画 | 調整区域 |
用途地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% | |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/個別浄化槽/プロパンガス | ||
備考 | 地目:宅地/現況:空室/引渡時期:相談/土地面積441.28㎡に傾斜地部分約400㎡を含みます/私道負担有(2.80m²(共有持分2/441))/がけ条例ならびに土砂災害特別警戒区域に一部指定があります。指定部分については再建築の際に主要構造部を鉄筋コンクリート造にする等の対策が必要になります。/この物件は市街化調整区域に存するため、原則として再建築は不可となりますが、【鎌倉市開発審査課にて法34条第14号提案基準18号(既存宅地に係る特例措置)】に適合するため、再建築可との見解があります。 | ||
情報修正日時 | 2022年11月23日 | 情報更新予定日 | 2024年12月23日 |