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フルボディの家 |
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ワインに例えるなら深みのある力強いフルボディのような家です。 外観はどっしりとした和風建築の面構え、内装は職人さんの細かい手仕事がひかり、重厚な梁が広い空間をがっしりと支えています。使用されている木材は年月を経て深みのある落ち着いた色あいに。天井を見上げれば空間ごとに異なる仕上げで作られていて、部屋に入るたびに天井を見上げて首が痛くなりそう。熟成された45年モノの重厚な味わいを噛みしめたくなる、そんな物件のご紹介です。 まず出迎えてくれるのが立派な門。そこをくぐると刈り込まれた植栽と芝生の庭。南東向きで日当たりもよく、石壁と生垣で囲まれているので通行人の視線を気にすることなく、現状の庭をベースにしながら好みに合わせて庭いじりを楽しめそうです。 玄関を入ると美しい唐傘状の天井。驚くのはその先にある外観からは想像のつかない吹き抜けの大きな空間。正面に構える階段と奥に続く廊下が空間の広がりを演出しています。吹き抜けの天井は格天井で仕上げられ、そこから大きなハンギングランプが下がっています。上部には明かりとりの窓までついていて、オーナーがどれほど玄関にこだわりを持っていらっしゃったか想像できます。 玄関ホール右手の洋室は、高さのある天井に巨大な梁が縦横に走り、自分が主役だと言わんばかりの巨大なヴィンテージペンダントライト。壁は木材で仕上げられ、和と洋が融合したような、なんとも不思議な空間に。この部屋だけRC構造でかつ防音工事が施され、窓は全て二重サッシになっています。広さもあるので自宅でミニコンサートも開催できそうです。 和室を取り囲むような広々としたリビングダイニングにも格子が美しい格天井の仕上げ。南東に開いた掃き出し窓から庭を見てまったり。リビングに囲まれた和室は違い棚や床の間のある書院造りを思わせる和の建築空間。竿縁天井の仕上げや書院障子の可愛らしいデザインも古さを感じません。 バルコニーからは、屋根の間にきらめく相模湾が望めます。そこで気づくのが屋根材で銅板が使用されているということ。年月の経った銅板が酸化して生成される青みがちな緑色の錆「緑青(ろくしょう)」が独特な風合いを出しています。屋根は基本的には瓦葺で、部分的に銅板が使われているようです。個人的には海が見えることよりも、この銅板屋根の方が嬉しい発見でした。 実は昨年、2代目オーナーが内装や給排水、断熱工事、水回りなど改修を行ないセカンドハウスとして利用しているので、すぐにでも暮らすことができる状態です。46年モノに新しい素材をブレンドした家。ぜひ味わいにいらしてください。 |
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リビングと和室とダイニング|壁がなく開放的な空間です |
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玄関ホール|天井は唐傘状の天井。その先に吹き抜けの空間が |
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1階和室|床の間に民藝の品を飾りたい |
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バルコニーからの眺望|遠くに海が見えます。手前の銅板屋根が味わい深い |
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価格 | 1億1,500万円 | 建物面積 | 202.98㎡ |
管理費 | なし | 修繕積立金 | なし |
所在地 | 葉山町堀内 | ||
交通 | JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子」駅 バス9分 「葉山小学校」バス停 徒歩8分 | ||
建物構造 | 木造/一部RC造含む 2階建て | 所在階 | |
築年 | 1979年 | 土地権利 | 所有権 |
敷地面積 | 337.35㎡ | 都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種低層住居専用地域 | 建蔽率/容積率 | 40%/80% |
その他費用 | 取引態様 | 媒介 | |
設備 | 公営水道/集中浄化槽/都市ガス/駐車スペース3台分あり | ||
備考 | 地目:宅地/現況:居住中/引渡時期:相談/宅地造成規制法/第4種風致地区/土砂災害警戒区域/葉山まちづくり条例 | ||
情報修正日時 | 2025年5月31日 | 情報更新予定日 | 2025年8月16日 |
