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column 2022.6.20
 
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【湘南エリア情報】 連載「わたしが住むまち」第5回・鎌倉市材木座エリア
鎌倉R不動産
 

湘南・鎌倉・逗子葉山エリアに住んでいる鎌倉R不動産のスタッフが、自分の住むまちについて紹介します。第5回は鎌倉市材木座エリアです。

晴れた日の材木座海岸。波が穏やかです

今回は、2022年4月に「鎌倉R不動産」の新代表に就任した野津が住む、鎌倉市材木座エリアをご紹介します。代表就任を期に鎌倉市へと移住してきた野津ですが、実際に住んでみてどんな感想を持っているのでしょうか。リアルな声を聞いてみました。

鎌倉R不動産(以下鎌倉R):いつから居住していますか?

野津:2022年4月からです。まだ住み始めて2ヶ月ほどですね。

材木座にある路地。細い小路が多く、古い家もある

鎌倉R:なぜ、このエリアに住もうと思いましたか?

野津:鎌倉R不動産で働くことになったので、事務所が近いところに住むことにしました。鎌倉R不動産のお客様が住みたいエリアの一つでもあるので、自分でも住んでみるのが良いでしょうし。もちろん、海や山、神社仏閣など、自然や歴史文化を感じられる場所が近くに多く、家族にとっても良い環境になると思ったことも大きな理由です。

最初は、海が近い場所よりも、山が近い場所に興味がありました。北鎌倉とか西御門あたりで、良い物件があればと思って探していましたね。でも、なかなか見つからない中で、材木座に行きついたのです。

山側が良いと思いながらも、一方で、海のイメージが強いですが、材木座だけはずっと気になっていたエリアでした。

材木座は、高校生の時に同級生の実家があり、夏休みに泊まりで遊びにきた思い出があります。鎌倉駅から若宮大路を海に向かってずっと歩いたところにその家はあり、日中は海に遊びに行って、帰ってきたら友達のお母さんが近所のお店に提供しているという手作りのタルトケーキを食べ、夜はみんなで川の字になって寝て、早朝には飼っているネコが寄ってきて起こされる。同じ学校に通っているのに、その友人はとても素敵な空気感のところで生活しているなと羨ましく思い、20年以上経った今でもその空気感をずっと記憶していました。

そんな記憶が残っていた材木座に良さそうな物件があったので内見しに行くと、その時の空気感をなんとなく感じられるような、懐かしくて落ち着くというのが最初の印象で、材木座に住みたいという気持ちがどんどん強まりました。家族もとても気に入ってしまいました。

散歩でどんどん小路に入っていくのが楽しみ

鎌倉R:実際に住んでみてどうですか?

野津:材木座は、鶴岡八幡宮(鎌倉駅前)から海に向かってまっすぐ伸びる若宮大路から東側、横須賀線の線路から海側の一帯です。その中でも、私は海から徒歩2分ほどのところに住んでいます。車がなんとかすれ違えるような細い道や、車が入り込めない小路も多く、そのような道に沿って、築年数の古い平家から、2階か3階建てでオーナーさんの想いが詰まった個性的な戸建のある街並みです。昔から住まれている近所の方から聞いたのは、海側のほうは昔は松林で別荘地だったとのこと。そういわれると、いまだに別荘地のようなゆるやかな空気感が残っている気もします。

若宮大路から離れれば、商店もそれほど多くなくて、マンション等の大規模住宅も少ない住宅街なので、人通りは静かです。家のまわりでは、犬の散歩をしている人やウェットスーツを着たサーファーとすれ違うことが多いですね。スーツを着て歩いている人はほぼいません。みんな普段は何をしている人たちなんだろうと興味を掻き立てられる日々でしたが、そんなことはもうどうでもよくなってきました。引越してきたばかりの4月頭は、海岸に打ちあがったワカメを拾って持ち帰る人ともよくすれ違いましたね。

右側に見えるのが和賀江島。島とはいえ、干潮時になるにつれ大小様々な丸石が海面に現れるだけ

鎌倉R:普段、よく行く場所はありますか?

野津:なんといっても材木座海岸。ちょっと時間があったらふらっと歩いて行きます。子供が休みの日は、朝起きてから、朝食の前に一緒に散歩に行ったりします。散歩コースは様々です。人がすれ違うのも大変そうな小路もあったりするので、子供といろいろと開拓しながら歩きます。

有名なしらす販売店があるので、散歩の帰りに、しらすが捕れているかどうか立ち寄ることもしばしば。今年は海水がなかなか温かくならないようで、不漁が続いているとのこと。それでも、解凍品を買って食べてみましたが、一匹一匹が大きくて、スーパーで買うようなしらすとは見た目も味も明らかに違います。捕れたてが並び始めるのを楽しみに、散歩で立ち寄る日々です。

大潮の日になると、散歩コースに和賀江島が加わります。材木座海岸の東端に、丸石だらけの磯が干潮時に現れ、バケツや網を持った家族連れが集まってきます。カニやエビ、ヤドカリなどを捕まえられ、こんな遊び方が散歩のついでにできるのも、海の近い材木座ならではでしょうか。

店舗は材木座はそんなに多くないですね。コンビニもないくらいです。いろいろなお店に行くのが好きなので、この2ヵ月でとりあえず一通り巡った気がします。アジア料理、フレンチ、パン屋、飲み屋、お花屋、ギャラリー、雑貨屋、カフェ、といろいろ行きました。どれも個性的なお店ばかりで、これからもリピートしたいです。

「そば処土手」のカレー南蛮蕎麦。アツアツです

野津:引っ越し初日に行って以来、何度も行っているのが「そば処土手」さん。近所で夕ご飯のお店を探して歩いているところ、たまたますれ違った地元の方に突然勧められて、行ってみたのが最初です。お気に入りはカレー南ばん蕎麦。メニューを見て悩んでいたところに、隣のテーブルに運ばれてきたカレー南ばん蕎麦を見て即決。ネギと豚肉が出汁の効いたカレーの汁と良いバランスで、ほどよく辛く、汗をかきながらそのまま完食です。お腹が空いている時は、良心的な価格の大盛を迷わず注文。観光ではなく実際に住むと、こういうお店が本当にありがたいです。

まだ行けてなくて気になっているのは、角打ち。角打ちは、酒屋の店内で、買ったお酒を飲むこと。夕暮れに、酒屋の店頭で、お店の人と話しながら立ち飲みしている光景をよく見かけます。潮風の届く道路沿いで気持ち良さそうに飲んでいて、酒の肴に、地元の酒屋さんならではのディープな情報を聞けそうですよね。

個人商店が少し集まっているエリア。海も少し見えるのは分かりますか?左手にあるのが「そば処土手」さん

鎌倉R:住んでみて、どんな変化がありましたか?

野津:休みの日は、自転車で過ごすことが多くなりました。材木座は、自転車好きには最強です。逗子マリーナや、逗子海岸、稲村ヶ崎から七里ヶ浜、鶴岡八幡宮、坂がちょっと辛いけど北鎌倉の建長寺あたりまで、半径5kmくらいの範囲で、海や山、神社仏閣、カフェや雑貨系の店など、家族と一緒に楽しめる場所がかなりあります。自転車で動き回っているせいか、ちょっと痩せました笑。

また、職住近接で朝の時間の使い方も変わりました。まずは、寝室に差し込む朝日で自然と目覚めます。通勤は自転車で10分なので、朝の時間はゆっくりコーヒー淹れたり、本を読んだり、材木座海岸を散歩したり。平日の朝に週1回はジョギングをしますが、材木座海岸から134号に沿って江ノ電の鎌倉高校前駅まで。これで往復10kmのジョギングコースです。サーファーを眺めながら、鎌倉高校に通う生徒たちとすれ違いながら、そして、由比ガ浜から稲村ヶ崎公園に差し掛かると見えてくる富士山の姿にワクワクしながら、あっという間の10kmです。
毎晩寝る前に「明日の朝は何しよう」と考える生活、これは東京にいた時はなかったですね。

この歩道を海を見ながら、左奥の先の稲村ヶ崎公園へと走っていきます。その先に、ここからは見えない富士山が、晴れていれば姿を現します。

鎌倉R:これから、このエリアに住みたいと思っている人にひとこと。

野津:材木座は海のほうに近くなればなるほど、駅からは遠くなります。私も、鎌倉駅までは徒歩20分ほどです。バスが循環して走ってますし、自転車を使うことも考えればそんなに不便ではないかもしれませんが、都心までの通勤などが気になる人は、鎌倉駅に近い方がよいのかもしれませんね。

でも、材木座あたりを選んで移り住んでくるのなら、駅への徒歩圏よりも、材木座海岸への徒歩圏で考えてみるのはどうでしょうか。私は徒歩2分で材木座海岸ですが、これが徒歩5分だったら、徒歩10分だったら、朝や夕方に海に行く頻度、海への行き方、休みの日の行動範囲など、結構違ってくるのではと感じています。海の自然を感じたい人は、「駅遠」に住んで、海に行くよりも駅周辺に行くことが不便な生活はいかがでしょう。波の音が聞こえるかどうか、という決め方もいいのでは。

鎌倉R:もし、引っ越すとしたら次はどのエリアに住みたいですか。

野津:材木座の家を見つけるまで、鎌倉、湘南、逗子、葉山、いろいろな地域を見て、それぞれ素敵なところを知ってしまったので、決めるのは難しいですね。今は海に近いので、山の近く、例えば、鶴岡八幡宮の裏手の西御門とかは気になります。物件探しで何度か行きましたが、小鳥のさえずりが聞こえる静かなエリアで、山周辺で散歩コースの選択肢も多そうな、鎌倉の歴史的な雰囲気と自然を感じられる環境だと思っています。また、やはり海側から離れられなくなりそうで、七里ガ浜や藤沢市の鵠沼海岸周辺なども魅力的ですね。

*R不動産の兄弟サイト「real local湘南」では、湘南の居住、働き方、お店などに関するローカル情報を紹介しています!

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